『あなたの幸せを広げる１０の法則』第四の法則　最小努力の法則

自然界には、努力というものが必要ないことに気づいてください。
努力をしなくても、生まれたときから必要なものは持ち合わせているのです。

　地球は自転している。
　　　木々もただ成長している。
　　　鳥は自在に飛べている。
　　　魚は泳げるし水の中で呼吸ができる。
　　　太陽は、輝いている。
　　　星も月も、そのまま光が届きます。

それが当たり前なのです。
自然のありのままの姿です。
存在そのものが努力することなく開かれている状態です。

人も、自然界のルールのなかに生きています。

だから、まずは、
感性豊かに生きること。
自然の調和とフィーリングを大切にすること。

自分自身の本来の姿に気づけば、
あなたの能力は、最小限の努力で開かれていきます。

自然な調和を意識すると、どうしても他人との関係性を見直すことになります。

もし、誰かとの関係がうまくいっていないとすれば、
無理に相手をコントロールしようと努力しているのかもしれません。
それは、『最小努力の法則』から逸脱した行為です。

最小の努力で最大の効果を発揮するには、三つの秘訣があります。
シンプルでかつ、「ああ、そうだよなぁ」と呟くようなことです。

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①受け入れる。
周囲の環境、他の人との関係、今の状況のすべてをあるがままに受け入れること。
あなたが体験することは、偶然ではなく必然的に出会っている現象なのです。

あなたは今、宇宙全体の大きなストーリーの中の一小節にいると信じてください。
宇宙のシナリオは完璧なのです。
肯定的に受容していれば、次の高いステージに自然に運ばれていくのです。

もし、誰かとの関係がこじれているなら、
あなたが無理になんとかしようと努力しすぎているのだと思ってみてください。

相手があなたと同じ時間に、あなたのことで悩んでいるなんてことはありません。
あなたが、相手のことを考えている時間を他のことに使ったほうが未来は開けます。

理解してもらおうとか修復しようと努力するだけ時間を浪費しているのです。

すべての事象を自己完結させて肯定的に受け入れると、
内面の変化に気付くときがやってきます。
相手との関係性が良いとか悪いと考えなくなります。

あるがまま、自然に幸せに向って流れていくのです。

②責任をもつ。何事も自分の責任で肯定的に解釈することで、頭の切り替えは断然素早くなります。
「どうすれば解決できるのか」
「これを生かすには、どうしたらいいのか」
そんな、プラス思考が自然と働くようになるわけです。

③自然体(無防備)でいる。
自然体でいれば、争い事や嫌な人は知らないうちに離れていきます。

もし、あなたに反発するひとがいるとしても、その人は、その人。
そういう意見もあるのねと、自分の態度を柔軟にしていましょう。

内容は聞き流して合わせているふりだけすればいいのです。
その方が、争いごとも起こりませんよね。
反発を食らうと、ダメージをうけることもあります。

こだわらないことです。

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