『あなたの幸せを広げる10の法則』第五の法則 意図と願望の法則

人は、自分の深い願望のごとくになる。願望は、意図のごとくになる。
 願望は、行いのごとくになる。行いは、宿命のごとくになる』 
(ブリハッドアーラーニキャ・ウパラシャッド)

幸せを感じていれば、幸せな現象がどんどん起こり、
不満を感じていれば、輪をかけてトラブルが起こる。

意図と願望は、「引き寄せの法則」本で、何度となく出てくるキーワードですね。

すべての出来事は、
あなたの受取り方次第で「幸」「不幸」がわかれます。

ですから、幸せを「意図」して
すでにそこにあるかのようにふるまうことです。

意識したことが、あなたに招かれて
「ただいま~」と、こころの扉をノックします。

一度成功パターンを作ってしまえば、
あとは自然の流れに任せていればいいのです。

あなたの願望が数珠つなぎで訪れてきます。

 

 ☆  ☆

ここで、静かな、誰もいない湖を想像してみてください。

あなたは、真ん中に石を投げて波紋をつくります。
その波紋は、だんだんと広がり、
岸辺に到達すると反転して戻ってきます。

石は、波紋を広げようと意図して湖に投げられたのです。
石を投げたら波紋が起きることは、あらかじめ知っていたのだから、
意図した現象が起きたということは、願望が叶ったということです。

では、どの時点で、願望が叶ったという実感がでるのでしょうか?
それは、波紋が石と水面の接着点に戻ってきたときです。

あなたが、投げかけた波紋が、岸辺という誰かに到達し、
その人から反応が返ってきたとき願いがかなったということを理解するのです。

ところが無意識下では、
水面に石が接着したとき素早く願望の達成を悟ります。

無意識は、あなたの意図と願望そのもの。
波紋が意図したように起きたとことで結末までを瞬時に実感してしまうのです。

湖面の様子を感じるために必要なことがあります。

それは、静寂です。

もし、あなたの一日に静かな時間がないならば、
外部から雑念がたくさん入りこんでいるということです。
意図と願望が不明確となるでしょう。

あなたの胸の内にある、
希望に焦点を当てつづけてくださいね。

inserted by FC2 system